太平洋のコククジラ大量死とグリズリー管理移管、日本は熊出没相次ぐ|動物ニュースまとめ(2026年7月第3週)

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太平洋ではコククジラの「壊滅的な大量死」が伝えられ、アメリカではグリズリーベアの管理をめぐる大きな政策転換がありました。

日本国内でも各地でクマの出没が相次いでいます。

気候変動と人間社会の変化が、野生動物たちの暮らしにどんな影響を及ぼしているのか、今週のニュースから見つめ直してみます。

目次

太平洋でコククジラの「壊滅的な大量死」が続く

NOAAのデータによると、2026年7月6日時点で太平洋沿岸のコククジラのストランディング(漂着・座礁)死が145頭確認されました。 専門家は、観察されていない海上での死も含めると実際の死亡数はさらに多い可能性があると指摘しています。 北極圏の温暖化で餌となる海底生物が減少し、飢餓状態のクジラが増えていることが背景にあるとみられています。

出典:Mongabay(アメリカ・英語) https://news.mongabay.com/short-article/2026/07/gray-whales-are-suffering-catastrophic-population-decline-in-the-pacific-ocean/

海の変化はニュースになりにくいけれど、145頭という数字はもっと知られていい。 餌がなくて痩せていくクジラを想像すると胸が痛みます。

米政府、グリズリーベアの管理権限を州に移譲する方針

アメリカ内務省は、絶滅危惧種法の規定を改定し、アイダホ・モンタナ・ワイオミング・ワシントンの4州にまたがる約2000頭のグリズリーベアの管理を各州に委ねる案を発表しました。 保護指定そのものを解除するものではありませんが、将来的な保護解除への布石ではないかとの懸念も出ています。 30日間のパブリックコメント期間が設けられています。

出典:Inside Climate News(アメリカ・英語) https://insideclimatenews.org/news/15072026/trump-interior-grizzly-management/

「個体数は回復した」という側と「まだ早い」という側、どちらの言い分もわかるだけに悩ましいニュースです。 今後の運用を注視したいところ。

EU、犬猫の福祉とトレーサビリティに関する新規則が正式採択

EUでは、繁殖業者・ペットショップ・保護施設・個人の飼い主も対象に、マイクロチップ装着や登録データベースでの管理を義務づける新規則が、2026年4月28日の欧州議会採決(賛成558・反対35・棄権52)を経て、5月22日に理事会で正式採択されました。 実際の適用開始までには数年の移行期間が設けられる見込みです。

出典:欧州議会(EU・英語) https://www.europarl.europa.eu/news/en/press-room/20260423IPR41833/first-eu-rules-to-protect-cats-and-dogs-from-abuses

動物倫理ライター・めあり

EU全域で犬猫にマイクロチップ登録が義務化されるのはかなり大きな一歩。 日本のマイクロチップ制度と比べてどう違うのか、いずれ深掘りしたいテーマです。

全国でクマの出没相次ぐ、行動域拡大への懸念

夏の行楽シーズンを前に、各地でクマの出没情報が相次いで報告されています。 東京都檜原村では登山中の男性がクマと遭遇し滑落する事故も発生しました。 専門家は、夏から秋にかけて餌が少なくなるとクマの行動域がさらに広がり、人身被害のリスクが高まると警鐘を鳴らしています。

出典:J-CASTニュース(日本・日本語) https://www.j-cast.com/2026/07/09516180.html

山だけでなく街に近い場所でも出没が増えているのが気になります。 これから登山やキャンプに行く方は熊鈴など対策をお忘れなく

猫の白血病ウイルス検査、「生涯1回」から定期検査へ方針転換

2026年改定のJCAS/AAFPガイドラインでは、これまで「生涯1回」とされてきた猫白血病ウイルス(FeLV)検査の考え方が見直されました。 多頭飼育や外出歴のある猫、新しく迎えた猫については、再検査を強く推奨する内容に変更されています。

出典:Carelogy Japan(日本発、原典は米国AAFPガイドライン・英語) https://carelogy-japan.com/en/columns/feline-infectious-disease-guidelines-2026

完全室内飼いだから大丈夫、と思い込んでいた方も多いはず。 多頭飼いや保護猫を迎えた家庭は、次の健診で相談してみる価値がありそうです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
動物たちの魅力をお伝えできていれば嬉しいです ♡
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