先週は、絶滅危惧種を守る人たちが直面する厳しい現実から、EUの新しいペットルール、そして猛暑の中での身近な犬猫の健康管理まで、スケールの違う「動物を守る」ニュースが並びました。
世界と日本、それぞれの視点から今週の動きを振り返ります。
絶滅危惧種アジアチーターを守る研究者夫妻、イランで再び拘束される
イランの治安当局が2026年7月1日、絶滅危惧種アジアチーターの保護研究で知られるホーマン・ジョウカール氏とセピデ・カシャニ氏、その姉妹シマ・カシャニ氏を拘束したと報じられました。
夫妻は2018年にも監視カメラ設置を理由にスパイ容疑で拘束され、6年間の服役を経て2024年に釈放された経緯があります。
国際的な野生生物保護団体は今回の拘束に「深い懸念と衝撃」を表明しています。
出典:Mongabay(米国) https://news.mongabay.com/short-article/2026/07/iran-rearrests-prominent-conservationists-freed-just-two-years-ago/
動物倫理ライター・めあり野生動物を守る仕事が、時に命がけになってしまう現実。せっかく釈放されたのに…と思うとやりきれません。
EUで犬・猫の福祉規則が成立、マイクロチップ装着が義務化へ
EU加盟国閣僚級のEU理事会は、ブリーダーや販売施設、保護施設で飼育される犬・猫の福祉向上を目的とした改正EU規則を採択しました。
個人が飼育する犬・猫についてもマイクロチップによる個体識別が義務付けられるなど、ペット産業全体への規制強化が進みます。
出典:Sustainable Japan(日本・EU発ニュースの日本語報道) https://sustainablejapan.jp/2026/05/26/eu-dogs-and-cats-welfare/125912
動物倫理ライター・めありマイクロチップ義務化、日本でもだいぶ浸透してきましたが、EUのように業者側の福祉基準まで踏み込むルールはいいですね
全米で猛暑続く、ASPCAがペットの熱中症対策を呼びかけ
アメリカ各地で猛暑が続く中、ASPCA(米国動物虐待防止協会)が犬猫の熱中症予防について注意を呼びかけています。
散歩は早朝や夜間の涼しい時間帯に限る、屋外の水入れはプラスチック製にする、車内にペットを絶対に放置しないことなど、具体的な対策が紹介されています。
出典:ASPCA(米国) https://www.aspca.org/pet-care/general-pet-care/hot-weather-safety-tips
動物倫理ライター・めありアスファルトの熱さ、かなり暑いです。暑い時間の散歩は本当に危険です。
海外研究:手作りごはんの犬は市販フードの犬より平均32カ月長生き
ベルギーの研究者らが約500頭の犬を5年間追跡した調査で、質の良い手作り食を与えられた犬は、市販の工業的なペットフードで育った犬に比べて平均32カ月(約2年8カ月)長生きしたという結果が報告されています。
研究チームは、食事の質が寿命を左右する「最も重要な要因」だとしています。
出典:Poppy’s Picnic(英国) https://poppyspicnic.co.uk/products/investigative-study-finds-feeding-fresh-food-extends-the-life-of-your-dog-by-up-to-three-years
動物倫理ライター・めあり人間も動物もいっしょですね。何を食べているかで長生きできる可能性があるんですから。






